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【僕キャンプメモ】ポカポカな寝床装備のご紹介 〜 Nウォームで冬キャンプの寒さ対策〜

 

皆さんこんにちは。

 

12月も半ばになり、低地の林間キャンプサイトでも最低気温が0度前後になってきました。

 

僕が直近で行ったキャンプ(12月上旬)でも、朝の最低気温は3度と、1ヶ月前では考えられない程に気温が下がっています。

 

さて、冬本番のキャンプは寒さ対策が何よりも大切になってきますが、皆さんはどんな対策をされてますでしょうか。

 

僕の場合は使っているテントが、ポリエステルの安価な2人用テント(8,000円でおつりが来る位)ということもあり、薪ストーブなどで暖を取ることが出来ません。

 

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そんな一見頼りなさそうな装備ですが、前回(最低気温3度)のキャンプでも、テントの、特に寝袋の中ではヒートテックのタイツと長袖だけで過ごしても十分ポカポカに過ごせたので、寒さを心配している方が参考にしていただけたらと、記事を書いてみています。

 

まず、『テント』についてですが、冬のキャンプを想定した際に、次の3点は押さえておいていただけたらなと思います。

 

① ダブルウォールであること

② インナーがフルメッシュでないこと

③ スカート付きであること

 

これまでいくつかテントを見てきましたが、冬キャンプにおいてはとりあえず上記の3点を押さえておければ、最低限のテントの機能としてはクリアかと思います。

 

①のダブルウォールである点ですが、シングルウォールの場合、テント内の空気が外気温に直接さらされますが、ダブルウォールの場合はインナーとアウターの二層の空気層が存在し、インナーテント内の温度の低下を和らげてくれます。

シングルウォールのテントに比べ、空気の層を一つ多く作れるという観点から、ダブルウォールは暖かさに違いが出てきます。

 

次に、②のフルメッシュでない点についてですが、①で記載したインナーテント内、インナーとフライの間、それぞれの空気の層をしっかりと維持するためです。

インナーの生地がフルメッシュになってしまうと、結果的に機能上はシングルウォールと同じになってしまい、暖かさを維持することが出来ません。

 

更に、③のスカートについては、隙間風を減らすことが出来るので、温まった空気を失わずに済みます。出来る限り冷気の侵入を防ぐと言う観点からも、スカートが付いていた方がテントの中を暖かく保ちやすいと思います。

 

次に、テントの中ですが、ここも出来る限り地面から来る冷気の軽減と空気の層を意識します。

僕はグランドシートに、グラバーのオールウェザーブランケット(NASAの技術を使っています。)を敷き、テント内は5センチ程のエアマットを敷き、これまた安価な寝袋(3シーズン用)を置いています。

 

これだけでは底冷えから守ることが出来ないので、寝袋の中に『Nウォーム』の毛布を入れています。

Nウォームを敷くときには、寝袋に入った時に、地面側に隙間が無いように気をつけます。

 

実際に試していただくと実感できると思いますが、地面側にNウォームがあるのと無いのでは、体感温度が全然違います。

 

Nウォームが発熱してくれ、夜、寝袋の中の空気を更に温めてくれるので、寝袋の中は想像以上に暖かく、朝まで暖かく眠ることが出来ています。

(実際、前回の最低気温3度の環境では暑くてヒートテックの上下だけでも十分でした。)

 

毛布は多少嵩張りますが、ストーブなどに比べれば軽量でコンパクトになるうえ、コストを掛けずに最低限の寒さ対策が可能かと思います。

 

ちょっとしたポイントを抑えるだけで、意外と冬キャンプも快適になるものです。

 

興味があれば是非、参考にしてみてください。

 

【今回の使用アイテム】

 

FURIHITO